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2007年4月17日 (火)

財務報告プロセスの評価とXBRL

「財務報告プロセスの評価とXBRL」

いかにもこのブログらしいタイトルで今書くべきかどうか迷いました。

しかし、EDINET XBRL化のパイロットプログラムへの参加を促すために、敢えて書こうと思います。

平成20年4月以降EDINETで提出する(つまり、平成20年1月期以降)有価証券報告書の財務諸表本表については、XBRLになる予定です。いまのところ、原則すべての提出会社に求める予定ともいわれています。そうなると、間違いなくJ-SoXにおける「財務報告プロセス」及びその評価は大きく変わってきます。そのことに気づいている上場会社の方はまだまだ少ないと思います。

作成方法も変わりますし、チェックの仕方も変わるはずです。

印刷会社に頼むとしても、今までとは異なる作業が発生してきます。チェックの仕方も、今までのように画面表示なり紙に印刷してチェックするだけでは十分でなくなるかもしれません。実務的にはまだまだわからないことが少なからずあります。

それだけに、本番に近い環境で行われるであろうパイロットプログラムに参加することは、XBRL化された後の財務報告プロセスを構築するのに間違いなく役立ちますし、最低でも不安を解消することには役立つはずです。

パイロットプログラムに参加した上で、本番で勘定科目表示をどうするかを前もって決めておき、企業独自タクソノミを決算前にあらかじめ作成しておけば、決算時のXBRL化の作業は極めて簡単にできるはずです。

TDnetへのXBRLによる決算短信及び添付資料としての財務諸表提出は、少々導入が遅くなるかもしれませんが、EDINET XBRL化に際して表示方法の変更が行われるのであれば、それにあわせて決算短信の財務諸表も変更後の表示で提出することが必要になるかもしれません。決算発表前にあわてて勘定科目の見直しを行うだけの余裕もないですし、従来の科目表記を踏襲するとすれば、XBRL化にはそれなりの手間がかかってしまいます。

そして、財務報告プロセスのみなおし。

平成20年3月期はJ-SoXはまだ適用になっていませんが、任意で「確認書」を提出している上場会社は、その裏づけとして、XBRL化に係る内部統制もきちっと評価する、または、適切にXBRL化されていることを保証することが必要になるかもしれません。しかし、現状ではどのように行えばよいか全く見えてこない。

とにかく、一番忙しい時期にかなりややこしい問題を抱えるよりは、前もってXBRL化の準備をしておいた方がよいと思います。そのためには、パイロット・プログラムに参加するのが一番有効です。

J-SoX対応でそれどころでないという方も多いと思いますが、XBRL化も決して侮れませんし、すべてを印刷会社任せにするわけにもいきませんので、是非注目してください。

EDINET再構築に伴うパイロット・プログラム実施のご案内(金融庁)

http://www.fsa.go.jp/singi/edinet/20070403.html

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