2012/07/02

ヨハネに悩める13~第11曲私の罪があなたを苦しめます

罪なきイエス・キリストが無実の罪で訴えられ、ほほを打たれ、そして裁かれようとしている。

こんなひどいことをするのは誰なんだ、誰のせいなんだ?

そしてハッと気づく。そうだ。私のせいだ。私の罪のせいだ。

ルターは、「キリストの聖なる受難の考察についての説教」の中でこう述べます(聖文社ルター著作集第1集第1巻福山四郎訳)

「第五、キリストをかくも責めさいなむ者はあなた自身であることを深く心に銘じて、ゆめ疑ってはならない。それをなしたのがあなたの罪であることは確かだからである。(中略) あなたがキリストの手を貫く釘を見るときには、それがあなたのしわざであることを確信するがよい。また、キリストのいばらの冠を見るときには、それがあなたの邪念のせいであると信じるがよい。」

まさにこのことを歌ったコラールです。ここでも2度の不協和音とか半音階とかが効果的に使われていて、「罪」といった言葉をより一層引き立てます。

このコラールは、前のレチタティーヴォを受けてのものであるとともに、2度目、3度目の否認を通じて第13曲へつなぐものでもあるように思えます。その理由は後程(続く)

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2006/01/23

ホリエモン逮捕

今日は、古楽話は一休み。テレビで報道されているとおり、ホリエモンが逮捕されました。また同社の取締役も逮捕されました。AHはこの会社と付き合いもあり、逮捕された取締役ともある場で話をしたことがあります。

AHは、ITベンチャーに関わる仕事をしてきました。ITベンチャーが成長して、いつか、古楽の有力スポンサーになってくれたらな、とか古楽の配信をしてくれないかななどと思っていたのですが、古楽が好きな経営者はきっとこういう危ないことはしないでしょうし、儲からないでしょうね。ITによって多くの古楽演奏家が世界中に自分の演奏を簡単に安く配信できれば、より多くの人に聴いてもらえるのではないか、少なくともCDよりは聴いてもらえる。しかし、なかなか古楽のスポンサーになりたいような人はITベンチャーにはならない。ただ、本来、会社でスポンサーになるのではなく、仕事で儲けてそこからもらった個人が個人としてスポンサーになるのがあるべき姿ではないか。

以前、ホリエモンと同じ本で紹介されたことがある身としては、とても残念です。

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