祝!BCJ20周年
早いもので、もう20年・・・。
今日は、東京オペラシティでBCJ20周年記念演奏会&記念パーティー。
1991年以来20年。10周年がつい数年前だったような気がしていたのに、この10年あっという間。自分自身もあっという間に10も歳をとってしまった。鈴木雅明さんは、メンバーの20年を「円熟」と表現されていたが、私自身は果たして円熟したのであろうか????
20年間を振り返っても、なかなか言葉が出てこない。鈴木雅明さんと話しても言葉が出てこない。「早かった・・・」とそれだけ。色々な想いが頭の中を駆け巡って。ファンであるというよりは、音楽のそして人生の師であり、同志であるという感覚である。
TELDECのカンタータ大全集が終わって、空気が抜けた状態だったときに、まるで救世主のように現れたBCJ。まさかという思いと、ついに日本でも生が!という期待で。レコーディングが始まるまで、そしてレコーディングの開始、メンバーも事務局も大幅に入れ替わった時期、海外公演を積極的に行うようになって来た時期。カザルスから紀尾井、そしてオペラシティへ。
かつてBCJで活躍したメンバー、ソリストたちの顔と音楽が・・・。裏方として活躍された人々も・・・。今日BCJがあるのもこうした方々のおかげ。
しかし、まだ20年。カンタータの録音はあと2年少々で完了するようだが、アーノンクールは、カンタータ大全集が終わって20年以上も演奏を続けている。カンタータや受難曲の再録音も。BCJも世代交代しながらそうやって続いていくのであろうか。
それにしても、「同志」などとえらそうなことをいいながら、賛助会員であり、20年間通い続けたこと以外、BCJに何も貢献できていない自分がかなり歯がゆい。10周年の際に投稿したものも幻になってしまったし・・・。
そんな想いを抱きながら、オペラシティを後にした。
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