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2010/10/25

OLCのベト2

今日からアーノンクールシリーズだが、NHKホールはパスしてサントリーホールで。

ということで、OLCのHaydn&Beethovenを聴きにいく。

会場は東京文化会館小ホール。こんな狭いところでベト2を聴くなんて想像していなかった。でも、音圧はあるし、こういう空間で聞くのも室内楽的な雰囲気があってなかなかいい。

最初は、HaydnのVn協奏曲。おはずかしながら聴いたことがない。解説によると大人が弾くことがほとんどない練習曲程度の扱いしか受けていない作品だそうだが、音楽的には子供に弾けるような曲ではなさそう。ソロは佐藤俊介さんという若手。これもおはずかしながら今まで知らず。でも、すごくいい。音はきれいだし、表現力はあるし、パワーと切れがあるし、カンタービレは心にしみいるし・・・。

第2曲目はHaydnのオクスフォード交響曲。後期のHaydnらしい円熟した作風。

後半はベト2。この編成でよくステージにおさまるな。。というくらいぎりぎり。

Haydn存命中の1800年前後の作品だというのに、このエネルギッシュで激しい音楽はなんだ!異様なまでのテンションの高さ!こうなってくると、佐藤俊介さんが1st Vnに入っていることが大きくきいてくる。周りの人は比較的大人しめに見えるせいか、佐藤さんの激しさがより一層目立ちます。

これはまったく個人的な偏見なのかもしれませんが、うまい男性が一人でも入るだけでオーケストラがずいぶん変わるし、ベートーヴェン以降であればなおさら男性にVnに加わってもらいたい。

管楽器もCLのコッポラさんだとかTrpのグレアム・ニコルソンさんとか名手が加わって超強力。何度聞いてもそう思うのだが、管楽器の表現力、アンサンブルは、普通のモダンオケの比ではない。

一昔前なら、古楽器でベートーヴェンというと、半分くらいはモダン楽器の人が見よう見真似でやっているか、とても心配になるような感じだったが、今や、何も気にせず、自然に聴くことができる。

次は再びエロイカを取り上げるのだろうか・・・。

こういうベートーヴェンを自分でも演奏してみたいとは思うが、逆にとてもじゃないけど出来そうもなくて、逆に慎重になってしまうといおうか腰が引けてしまう。やはり、ベートーヴェンにはそれ相応の覚悟が必要だ。

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