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2010/07/04

ロ短調ミサの原曲に燃える

7月1日、2日と連夜のBCJ。

1日は青山学院大学でのレクチャーコンサート、2日はオペラシティでの定期。

1日は、まるで礼拝の中でカンタータが演奏されたようでした。祈りがあって賛美歌を歌って、聖書を朗読して、説教の代わりに鈴木雅明さんの講話があって、そして演奏。カンタータを聴く前に今井奈緒子さんのオルガン伴奏で賛美歌を歌うなんて、なかなか素敵です。さすが宗教学の授業の一環。

2日は、オペラシティ。前日のレクチャーがあったので、より深く聴くことができました。

印象深かったのは、やはり120番。この第2曲は、ロ短調ミサ曲のCredoの最後の曲の原曲ですが、気のせいかもしれませんが、この曲を演奏するときのメンバーの気合の入れようは大変なものでした。ロ短調ミサ曲を何度も演奏しているので、あのクライマックスとも言うべき曲が身体に染み付いているのかもしれません。聴いている方も、ロ短調ミサのあの場面と重ねて聴いてしまいます。第4曲のヴァイオリン付のソプラノのアリア、これは、ヴァイオリンとチェンバロのソナタ第6番の初期稿にも入っているので、とてもなじみがある曲なのですが、若松夏美さんのヴァイオリンとソプラノのハナさんの絡みが美しい。

34番も盛り上がりましたね。世俗カンタータのパロディらしく華やかで。第3曲のフルートつきアリアは、クリスマスオラトリオのPifaや82番の第3曲のアリアに似ているような気がしますが、これまた美しかったです。

今回の功労賞はやはりティンパニのロバート・ハウズさん。この気合が演奏全体を活気づけていたような気がします。わざわざこういう方を呼んできてくれるところがうれしいです。

久々にBCJの感想を書きましたが、いよいよカンタータシリーズも佳境を迎えて残り少なくなってきました。これからどんな演奏が聴けるのか、ますます楽しみです。

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