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2008/06/13

スパッラ師弟対決!「四季」~(1)LPB

ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの世界最大の産地であり輸出国である日本における、世界4大スパッラ奏者のうちの2人の競演を、10日の間に聞くことができました。しかもどちらもヴィヴァルディの「四季」。

5月31日は師匠シギス。そして6月10日は「スパッラの父」ディマによる演奏。

まずは師匠シギスヴァルト・クイケン。ラ・プティット・バンド(LPB)による演奏。

前回の来日時には、この二人が交代でスパッラを弾いていましたが、今回は師匠の独占。しかも、前回はVnソロもありましたが、今回はスパッラに専念。

本番前にMakoto Akatsu(赤津眞言さん)と話したときに、「厳しく書いて!」といわれましたが、演奏の中身以前に、シギスのVnが聞けなかったのがとてもさびしく感じられました。確かに今回ソロを弾いたサラの方がテクニック的にははるかにうまいと思うけど、シギスの何ともいえない味わいというのは、やはり今でも捨てがたい魅力です。1985年に初めて生演奏に接してから何度も演奏を聴いてきましたが、CDよりもやはり生演奏におけるその音色が魅力的です。ハイポジで音程をはずしてもそれすら魅力的に聞こえてしまう。それと比べると彼のスパッラの魅力はやはりイマイチ・・・。さすがにチェロ協奏曲ではそれなりにいい味出してはいましたが、通奏低音となると、一流のチェリストやガンビストの方がやはりいい。

さて、この日は初めてリコーダーのソロが入りました。ヴィヴァルディのc-mollの協奏曲が予定されていましたが、ごしきひわに変更。c-mollは6月10日にも演奏されたので、もし変更がなければ、3曲競演だったのですが。。。

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この日の圧巻はやはりラ・フォリア。さすがにこういう小編成になるとアンサンブルとしての長年の年輪を感じます。サラと赤津さんによる演奏。

なお、この日の演奏はNHKで収録されていました。

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終演後はサイン会

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雨の中、肌寒いコンサートでしたが、心はあたたまりました。。。

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コメント

ご無沙汰です!内容に合わないコメントでごめんなさい。
来年2月、新日本フィルはブリュッヘンとハイドンプロジェクトを開催するみたいです。詳細は来月発表だとか…。そうなれば天地創造以外にも何か演奏するんでしょうね♪とにかく、楽しみが増える事は間違いなさそうです!

投稿: ハリー | 2008/06/18 19:20

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