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2007/06/09

エンリコ・ガッティ

オールド古楽ファンにはおなじみのエンリコ・ガッティ。最近では少々録音が少なくなってきたものの、我が国古楽界でも根強い人気があります。我が国にもたびたび来日して私たちを楽しませてくれています。古くは、BCJのゲストコンマスとして来日しましたが、その後は比較的小さな会場での地味な演奏会が多かったような気がします。

そんなガッティが待望の再来日。目白バ・ロック音楽祭の一環として行われた演奏会に2度登場。今日は、我が国の若手演奏家たちとの共演で、ヴィヴァルディ、コレルリをはじめとするイタリアの協奏曲を演奏。会場はトッパンホール。

今までは古河庭園とか、雰囲気は抜群なものの響きの面では少々物足りなかったのですが、さすがにトッパンホールはいいですね。ガッティ節、ガッティ特有の色気たっぷりの音色を堪能できました。

若手たちもがんばっていましたが、さすがにガッティの音色、音量、表現などすべてにおいて群を抜いていましたね。ソリストということを抜きにしても、やはり違います。艶、やわらかさ、音の通り、表現。。。。同じイタリア系でも他の人と違ってそんなに先鋭的な演奏をせず、自然な表情を出せるのがとてもいいです。

若手もチェンバロとコントラバスがよかったです。チェンバロがアンサンブル全体を引き締めてきびきびとしながらも表情豊かな通奏低音を奏でていました。これがあったおかげで、ガッティの表情付けがとても生きたと思います。ソロとバスの両方が甘い表情を出しすぎるとせっかくのソロの効果が薄れてしまいます。ガッティの相方に抜擢されただけのことはあります。

ということで、とても満ち足りた気持ちで楽しんで帰ってきました。

次回は、是非、ビーバーとかシュメルツァーとかというあたりを取り上げてほしいなと思います。

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