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2007/04/07

BCJヨハネ2007

聖金曜日、BCJヨハネを聞きにいきました。

仕事が延びて、しかも人身事故で遅れてしまい、第1曲を外で聞く羽目に。そして第2曲から入れたものの、前半は席には行けず最後列で立って聞きました。電車の中でのイライラを引きずってしまい、いまいち音楽にのめりこめない。そのこと自体にますますイライラする。そんな悪循環で前半終了。後半も仕事のこと考えてしまったりして・・・。本当によくないな。

さて、それでも演奏について。ヨハネといえば、たたみかけてくるような劇的な合唱の印象が強いのですが、気のせいかもしれませんが、いつもより若干落ち着いたテンポで、地に足の着いた、根がしっかりはった演奏のように聞こえましたし、合唱の声の響きがより豊かになったような気がしました。コントラファゴットの効果というだけでもなさそうです。細かいところだけでなく、全体的に前回とはずいぶん違うという印象を受けました。まず、エヴァンゲリストの違いは大きいでしょう。ペテロの否認のところのマタイの挿入部分とか、本当に泣きながら歌っている(様に見える)ゲルトとはずいぶん感じが違います。とてもきれいな声です。イエス役のバスはどちらかといえば明るくて軽めの声。そして今回特筆すべきはやはりソプラノの野々下さん。ヨハネ、マタイのソプラノは比較的外国人が多かったような気がします。ずいぶん前ですが、シュミットヒューゼンのヨハネはとても印象的でした。日本人は久々。しかしこれがすばらしく泣かせてくれました。ヨハネのアリアはマタイに比べて少ないですが、逆にとても印象深い曲が少なくないですね。

さて、会場は満員でしたが、その分、いつものオペラシティでの定期演奏会と比べると、聴衆の集中力がイマイチだったような気がします。最後のコラールが終わるとすぐに拍手が起きるし、途中の咳払いはものすごく多いし。。。。

BCJができた当時は、マタイやヨハネを古楽器で演奏するというだけで、古楽界の一大イベントでしたが、いまや毎年の恒例行事。演奏する方も聴く方もすっかり慣れてきた。「今年は何をやってくれるのだろう?」とつい期待してしまうのですけど、邪念を捨ててもっと素直に音楽に入り込めればよいのにな、と自分でも思いました。

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