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2006/12/11

鈴木雅明のRequiem観

いま、鈴木雅明指揮BCJがMozart Requiemツアーをやっています。その2日目、東京オペラシティでの演奏を聴いてきました。まだ、公演が残っているので、詳しくは後日書かせていただくとして、一言だけ。

鈴木雅明さんは、以前に栃木蔵の街音楽祭で、キリスト教における「死」というものに対する考え方、感じ方と音楽の関係について話されていたことがありました。その時は、バッハのカンタータでしたが、今回はカトリックの音楽であるレクイエム。しかし、演奏を聴いた限りでは、レクイエムの本質ともいうべきキリスト教の死に対する考え方というものを踏まえた演奏であり、死によってもたらされる「平安」または「神に召される」ということをとても意識した演奏だったと思います。一方で、生きている間は、さまざまな苦難、試練(それは時に神の怒りとして)が待ち構えており、その中でも死者が神を信じつづけ、耐え忍んだという視点も忘れない。苦難、試練が迫る、まさに緊迫感とその対極にある平安。そんな対比を演奏の中から感じ取ることが出来ました。雅明さんの解説はなく、あくまで私の印象に過ぎないのですが・・・。

Vesperaeについても、そしてそれぞれの演奏の細かい部分についても感じたことは色々ありますが、今日はやめておきます。これから聞かれる皆さん、是非期待していてください!

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バッハ・コレギウム・ジャパン モーツァルト生誕250年記念特別演奏会 [続きを読む]

受信: 2006/12/17 14:28

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