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2006/11/06

BPO vs CMW

巷で話題になっているベルリンフィル自主制作CDシリーズ。その中にアーノンクールが指揮してバッハの管弦楽組曲1,3番などをライブレコーディングしたものがあります。

正直、よくこれを出したな、と思いました。アーノンクールファンは買うかもしれませんが、ベルリンフィルファンは買うでしょうか?また、これを聴いてどう思うでしょうか? とにかく、やっていることは彼の手兵といおうか家族同然のウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと全くというくらい同じ。しかも慣れていないものだから、アンサンブルはBPOらしからぬ乱れ。オーボエのマイヤーもいまいち乗れていないよう。

同じライブ録音で、CMWを聴いてみる。1980年来日時の録音。アーティキュレーションなどはほとんど同じですが、さすがにいつもやりなれているだけに、付点のリズムや装飾音なども乱れがない。やはりにわか仕立てとは訳が違う。オーボエはまだシェフトラインで20年以上の付き合いだし、Vnは奥さんだし、アーノンクールの音楽のすべてを知り尽くしていて、いかなる要望にもたやすく答えられそうな感じすらします。

いよいよ22、23日にはそのCMWがやってきて、このCDに収録されている曲の何曲かを演奏します。すでに娘、息子の代になってしまっており、往年のメンバーはほとんど残っていないだろうし、楽器もイタリア系の楽器が増えて、26年前のようには行かないと思う。しかし、それでも、あのサウンドを求めて、彼らを追いかける。ヨーロッパ室内管弦楽団のような洗練されすぎているスマートな演奏ではなく、郷愁を覚えるような懐かしい響きを求めて・・・。

その前に、明日、川崎でウィーンフィル&アーノンクールでベートーヴェン、モーツァルトを聞きます。ベルリンフィルやコンセルトヘボウと違って、同じウィーンのせいかなかなかアーノンクールになじもうとしなかったウィーンフィルですが、果たして今はどのような音楽的な関係を保っているのでしょうか。

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