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2006/10/21

OLC10/21コンサート

本当に久々の書き込みです。9/2.10/14と自分が出る本番が続いて、これ以上音楽に時間がかけられなかったので。

今日は、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサートに行ってきました。Mozartのピアノ協奏曲第20番とハイドンの「狩」交響曲他でした。フォルテピアノソロには18世紀オケやビルスマとの共演で有名な巨匠ホーホランド。前半に協奏曲、後半にハイドンでした。フォルテピアノは故小島芳子さんの楽器が使われていました。

ホーホランドと夏美さん、秀美さんのコンサートに11日に行きましたが、その時はあまりに客が少なく、本当にもったいないなという気がしたのですが、この日はほぼ満員。ホッとしました。

協奏曲で興味があったのは、Tuttiの部分で彼が通奏低音をどう弾くか。楽譜には多分バスの旋律が書いてあるのですが、どこで和音を補強するかをみてみたかったのです。チェンバロに比べて控えめになることはある程度予想はされましたが、結構Tasto Soloのように弾く場面が多かったような気がします。でも、明確な方針をもってやっていたように思えました。さて、ソロは、軽快で元気というよりは老練で味わい深い演奏。カデンツァはよく演奏されるベートーヴェンのものではなく、恐らく自作では。オケもさすがに気合が入っていました。

ハイドンは、弦の編成が大きくなっていることもあるかもしれませんが、響きが豊かで落ち着きといおうか安定感が出てきたような気がします。ようやく、オケとして自然のまとまりが出てきたかなと感じられました。

それにしても、トランペットの超名手グラハム・ニコルソンをせっかく呼んでおきながら、あまりぱっとした出番がなかったのは何とももったいないような気がします。もう少し出番が多いときに連れてきてほしかったです。

なお、交響協奏曲や「リンツ」などが入った6月公演のCDが発売されていました。もうじき店頭にも並ぶと思います。

11日のは、何となく小島芳子さんをしのぶ演奏会のような雰囲気が漂っていました。楽器は小島さんのもの、演奏者は彼女の師匠、そして共演者は彼女とたびたび共演し、CDもでている二人。そして曲目は、夏美さんと小島さんがCD録音したMozartのヴァイオリンソナタ。師弟では、性格的には正反対、小島さんは熱くて元気がよく、それに対して師匠はもの静かで、しかし、すべてのものを包み込んでしまうような懐の深さを感じます。しかし、テクニックとか細かい表現方法はやはり師弟だなと感じさせるところが随所に見られました。どうしても、小島さんの演奏を思い出してしまうような演奏でした。もし、彼女が生きていたら、この日も、そして今日も彼女がソロを弾いたんだろうな。。。と思うと、胸が熱くなりました。

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