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2006/01/03

オペラシティの秘密

「オペラシティの秘密」とは言っても、公開情報ですので、それ自体は秘密でもなんでもない。しかし、なぜそうなっているのかということについては大きな謎です。そんなこといわれても「なんのこっちゃ?」という方もいらっしゃると思いますので、少々問題提起を。

オペラシティタケミツメモリアルは、残響が長い割には音に透明感があり、バッハのポリフォニックな曲の一つ一つのパートの複雑な動きを克明に伝えることができます。つまり、ちょっとした傷も目立ってしまうということ。ところで、このホールのどこの席がベストリスニングポジションかということは当初から大きな議論になっており、いまだに議論が続いているところです。その中で、大穴ともいえるのが、3階正面。ロ短調ミサとかヨハネのような合唱が重要な役割を果たすような曲を聴くには、ちょっと遠目とは言うもののバランスや音の溶け合い度が素晴らしく、またすべての奏者がよく見える、さらにオルガンはパイプの正面ということでベストポジションだと思われます。この席、実は、オペラシティ主催BCJ公演ではA席で、BCJ主催公演ではS席なのです。AHもオペラシティ主催公演はこの場所を確保することが多いです。

さて、カザルスホール以来のBCJファンに人気があるのが、2階両脇バルコニーです。カザルスではベストリスニングポジションと言われていますが、オペラシティの場合には、個人的にはあまりお勧めしません。というのも、ステージ全体が見渡せないこと、そして、壁で音が跳ね返ってしまい、体の向き次第では非常に不自然な聞こえ方をすることがあるからです。

次に、招待客などが多く座る真中通路後ろですが、ここは、もちろん音はよく聞こえますし、バランスもいい。ただ、奏者が見渡せないのと、音がやや頭の上を抜けていってしまう嫌いがあります(特にオルガンは)。ところが、天井に顔を向けて聞くと、それだけでずいぶん聞こえ方が変わってきます。ここは、オペラシティ主催でもBCJ主催でもSです。

オペラシティに移ってからは、いわゆる「かぶりつき」の席には座ったことはありませんが、はたしてどうなのでしょう?

さて、皆様方はどこがお好きですか?

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