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2005/12/24

新BIS対応?

我が家が新BIS対応した。とはいっても、金融の世界の話ではなく、いうまでもなく、BCJでおなじみのあのBISである。カンタータ全集が、28巻から従来のCDとSACDのハイブリッド盤になったことは有名であるが、これによって、我が家のPCのDVDプレーヤーでは再生できなくなってしまったのである。もちろん、他のCDプレイヤーを使えば聞けないわけではないが、PCに向かいながらBCJを聞けなくなるのはAHにとって致命的である。さらに、鈴木秀美無伴奏チェロもハイブリッド盤である。追い討ちをかけるようにアーノンクールの「メサイア」まで。ついにたまりかねて、超安物ではあるが、SACDが再生できるミニコンポを買った。そして、SACDが再生できるようになった。早速29巻を聞いた。結論から言えば、このクラスでは正直CDとの差がよくわからないが、SACDというものが、古楽器の魅力を伝えるのにふさわしいものらしいということは何となく感じることができる。もちろん、PCよりははるかに音がいい。

かつて、LPの時代に名録音といわれたものの中に、フランスHarmonia Mundiの古楽ものが少なからず含まれていた。そして、CD時代になって古楽の録音が格段に増えた。Audioの技術の発達は、古楽器の繊細な味わいを表現するにはうってつけだといえよう。録音技師にとっても古楽器の録音というのは魅力的であるように思える。

音量ではなく、音色、響きの多彩さ、微妙な表現を電気信号で余すところなく伝えるというのは、かなり難しいように思える。やはり生の方がよい。しかし、生を聞けなければ録音を聞くしかない。SACDが古楽ファンを今まで以上に広めることに貢献してくれるかどうか、注目し、期待したい。

さて、このミニコンポはDVD-Videoも再生できる。そこで、PC用のディスプレイにつないで、早速手許にある古楽ものをいくつか見てみた。クイケン兄弟の「音楽の捧げもの」とBCJのヨハネ。BCJのヨハネは200年7月のサントリーホールでのライブ録画。音も画質もPCとは比べ物にならないほどいい。それより、5年前のメンバーの懐かしい顔が見られるのがうれしい。アルト以下は当時と今とであまり変わっていませんが、ソプラノが総入替。ソリストは鈴木美登里さん。そして雅明さんが自らチェンバロで通奏低音を弾いているのがいい。鍵盤を強く叩く音が実にリアルに再生されている。最近は指揮に専念しているが、たまには弾いてほしい。やはりレチタティーヴォで秀美さんと共に弾く通奏低音は、魅力たっぷりである。まだ見ていないLa Petite Bandeの「奥様女中」も見てみたい。

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