小島芳子さん「お別れの会」(2)闘病生活
「お別れの会」では、お父様(小島順様)より、彼女の闘病生活が紹介されました。私も病気のことは知っていましたが、初期に発見され、手術も済んだということで、演奏活動に元気に復帰されるということに全く疑いを持っていませんでしたし、「もうそろそろ復帰かな」くらいに思っていました。オーケストラ・リベラ・クラシカでモーツァルトのピアノ協奏曲を聴けるのを楽しみにしていました。この「ひとりごと」で取り上げた時も、そんな感じでした。ですから、まさかこんなことになっているとは微塵も考えていませんでした。それだけに訃報を聞いたときには「なぜだ?」という気持ちで、どうにも現実のこととは思えませんでした。恐らく多くの皆さんも同じだったのではないかと思います。
彼女の闘病生活は、私が考えていたような甘いものではなかったようです。しかし、いかに若いとはいえ、こんなことになるのだろうか? 助かるはずではなかったのか、という疑問は湧いてきます。
詳しくは、「小島芳子のサイト」に書かれています。是非お読みいただければと思います。
http://www.oshirase.com/yoshiko/
「掲示板」もありますので、是非そちらにも書き込みをお願いします。
それにしても、もしこうなるとわかっていれば、万難排して彼女の演奏を残さず聴いたであろうに。。。
ついでですが、「小島芳子&鈴木秀美デュオ」について、秀美さんが書かれた記録が「鈴木秀美さんのホームページ」 にあります。主として「ロマンス」レコーディングとコンサートについて書かれていますが、その中で、小島さんとのはじめての共演(1983年11月2日)についても書かれています。彼女の演奏家としての歴史の一面をたどることができます。
小島芳子&鈴木秀美デュオ
http://www.hdm-olc.com/hdm/duo/index.html
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